30代

アロエ農業+季節の仕事

鎌田 寛正さん

2020年移住

継承したアロエ農業を軸に複業で暮らす

この記事は上記のインタビュー動画を元に作成されました。口語文のため一部に読みにくい表現が含まれています。

Q1. 松崎町への移住を決めた理由を教えてください。

海・山などの自然

実家が神奈川だったので、比較的来やすい範囲だったのと、海があって山があって自然があってというのと、大学生の時に教習所の合宿で免許を取りに来たことがあってその時に、楽しい思い出があったんで、静岡の移住相談に行った時に松崎町の人とお話しして、それでこっちに来させてもらって、いいなと思って決めたって感じですね。

移住者インタビュー:鎌田寛正インタビューに答える鎌田さん

Q2. 移住の決め手となった出来事があれば教えていただけますか?

自動車免許合宿で訪れて

教習所の時の楽しかった思い出があったのと移住相談に行ったり、こっちの現地見学をした時の環境だったり、ロケーションも良かったんですけど、いい人が多かったからここに決めたかなっていう感じですね。

Q3. 地域おこし協力隊に応募した理由を教えてください。

農業未経験だったのでまずは協力隊から

移住相談した時に今農業をやりたいっていう相談して、やっぱり経験もないし、知識もないっていう中で、いきなり農業を一人で始めるっていうのが結構難しいので、準備期間として協力隊でお給料をもらいながら3年間人脈作りだったり、準備や色々な勉強だったりをしていくっていう形で、スタートしたっていう感じですかね。

Q4. 移住前に心配だったことはありましたか?

周囲との人間関係が心配だった

一番心配だったのは何だったかな。やっぱり地元になじめるか?っていうところですかね。近所付き合いだったり、周りの人との人間関係が一番心配だったんですけど、でもこっちの人みんな優しい良い人ばっかりで、その辺はみんな仲良くね、優しく接してくれたんであんまり心配してたほどではなかったかなっていう感じですね。

移住者インタビュー:鎌田寛正ポンカンの収穫作業を手伝う鎌田さん

Q5. 現在の住まいを選ぶ際に最も重視した点はどんなところですか?

大好きな植物を育てられる庭や畑

田舎暮らししたかったんで、都会っぽいっていうのはあんまり栄えてるところっていうよりかは、ちょっと落ち着いた雰囲気の山の近くとか、車通りのないようなところが良かったのと、あと植物育てたり、畑とかをやりたかったので、庭があるような場所がいいかなと思って、決めたかなと思います。

移住者インタビュー:鎌田寛正ポンカンの収穫をする鎌田さん

Q6. 移住後の暮らしで最も満足している点を教えていただけますか?

自然のなかに身を置いて

田舎に住みたかったんで、近くにきれいな海があって、自然が多い環境に暮らせていることはやっぱり一番いいかなと思います。

Q7. 町内で関わっている活動について教えてください。

協力隊で受け入れてくれた棚田保存会

地域おこし協力隊で3年間棚田(保存会)の担当だったので、任期が終わった後も引き続き保存会としてできる範囲でですけど、棚田の作業を手伝ったりっていうのをさせてもらってます。

移住者インタビュー:鎌田寛正棚田で作業する鎌田さん

Q8. 棚田保存会ではどのような活動をされていますか?

積極的に身体を動かす

鎌田さん:今は(3月)棚田の作業ですね。田んぼの準備とか代かきとか、田植えのイベントの手伝いとか草刈りとか、そういう作業の手伝いですね。

インタビュアー:結構がっつりやってますよね?

鎌田さん:いける範囲でですけど。

移住者インタビュー:鎌田寛正棚田で作業する鎌田さん

Q9. お住まいの地域の方々と関わるなかで大切にしているポイントはありますか?

地域の文化・人に敬意を持つ

相手の話をよく聞いて、素直に聞くことじゃないですかね。

Q10.地域おこし協力隊ではどのようなお仕事をされていましたか?

水の管理やイベントの運営など

地域おこし協力隊のときは、石部棚田の担当だったので、「石部棚田保存会」の作業ももちろんですけど、日々の水の管理だったりとか、収穫したお米の販売とか棚田のTシャツだったり、グッズの販売をやっていました。

移住者インタビュー:鎌田寛正棚田で作業する鎌田さん

Q11. 任期中に自分の生業を作るためにどんな準備をしましたか?

ご縁があってアロエ農家さんから畑を継承した

農業をやりたかったんで、一応移住前にもう移住の直前かな。アロエを地元で作っている人から話を聞いて、アロエだったらできそうかなっていうのがあったので、作物(アロエ)を決めてたんで、アロエ畑の準備は協力隊のうちからちょっとずつは始めてはいましたね。

Q12. 地域おこし協力隊の魅力はどんなところにあると考えますか?

田舎で仕事を探すのは難しい

結構田舎で仕事探すのって難しい。あんまり仕事はなかったりすると思うんですけど、そういう中で地域おこし協力隊っていう肩書きだったらもちろん知らない人もいるけど、協力隊って言えば受け入れてもらえたりっていうこともあるので、そういうところはメリットだったかなって思いますね。

Q13. 任期満了後の現在はどんなお仕事をされていますか?

友人・知人経由で仕事を紹介された

農業で生活していきたいので、今自分の畑もやっているんですけど、まだそこだけじゃ生活できないのでこの協力隊の3年間とかでできた人脈を使って、季節的に一部手伝ってほしいとか、声を掛けていただけることがあるので、自分の畑もやりつつそれこそ棚田の手伝いだったりとか、冬はポンカンの収穫だったりとか草刈りの手伝いだったりとか、いろいろ織り交ぜながら、準備を進めてるって感じですね。

Q14. 作ったアロエはどこかに卸しているのでしょうか?

買い取り先が決まっている

地元に西伊豆町のササキアロエっていう会社があって、そこで全部買い取ってもらうことになっています。

移住者インタビュー:鎌田寛正棚田の作業を説明する鎌田さん

Q15. 今のお仕事の魅力を教えてください。

育てる楽しみ

もともと植物とか育てたりするのは好きだったんで、家庭菜園レベルですけど、家で昔からやっていたので、やっぱり自分で育てていく楽しみっていうのはあるかなって思いますね。

Q16. 暮らし目線から見た松崎町の魅力はどんなところにあると思いますか?

町中心部に暮らしに必要なお店がまとまっている

田舎がいいとは言いつつも、松崎町は意外と町の中心部にスーパーだったり、100円ショップだったり、ドラッグストアだったりってのが、ちゃんとまとまってあるから買い物には意外と困らないかなっていうところですかね。

移住者インタビュー:鎌田寛正継承したアロエ畑の様子

Q17. これから挑戦してみたいことはありますか?

アロエに限らず挑戦していきたい

今アロエをやっているんですけど、アロエの畑を増やしたいのと、アロエ以外の作物もできれば、挑戦していきたいなっていう風には思っています。

移住者インタビュー:鎌田寛正継承したアロエ畑で作業する鎌田さん

Q18. 地域おこし協力隊を検討されている方へメッセージをお願いします。

大きなことをやる必要はない。楽しむことが重要。

自分が町を救ってやろうって思うのをそこまでは思わなくていいかなって、どっちかというと自分が楽しんで、積極的に活動していけば、勝手に町も盛り上がってくるかなと思うんで、もちろんでかいことできれば、いいかもしれないけど、楽しむのがやっぱり1番じゃないですかね。

移住者インタビュー:鎌田寛正継承したアロエ畑で作業する鎌田さん

Q19. 移住を検討されている方へメッセージをお願いします。

実際に現地を訪れ空気を感じて

家探しでいうと空き家自体はいっぱいあるので、地元の人と仲良くなって紹介してもらうのができれば、一番みつけやすかったりするかもしれないので、現地に足を運んで色々行ってもらった方がいいのかなって感じですね。

移住者インタビュー:鎌田寛正継承したアロエ畑で作業する鎌田さん

最後に、人生で大切にされている指針のようなものがあれば教えてください。

とにかく楽しむこと。

さっきもちょっと言ったかもしんないけど、やっぱり何事も楽しむことじゃないですかね。それが1番かな。

移住者インタビュー:鎌田寛正収穫したアロエを持つ鎌田さん

鎌田 寛正

2020年に移住

鎌田 寛正 (アロエ農家+季節の仕事)

協力隊からアロエ農家へ

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