この記事は上記のインタビュー動画を元に作成されました。口語文のため一部に読みにくい表現が含まれています。
自然と向き合い日々を楽しむ
アロエ農業+季節の仕事
2020年移住
自然と向き合い日々を楽しむ
夫婦それぞれ自営業
2011年移住
夫婦それぞれ自営業
2011年移住
この記事は上記のインタビュー動画を元に作成されました。口語文のため一部に読みにくい表現が含まれています。
Q.1 何がきっかけで松崎へ引っ越すことになったのでしょうか︖
真弓さん:母が早くに亡くなっていて、父が一人だったので帰ってこなければなと思って帰ってきました。
宏さん:僕はオーストラリアに2年間ワーキングホリデーを使って旅行していた時に、オーストラリアの有機農法に触れて体験してみて、日本に帰ってきたら農業をしたいなと思って、田舎ならどこでもよかったんです。けれども初めて伊豆半島に来たときに海もあって山もあって、という未来への生活が見えたのがきっかけで移住しました。
インタビューに答える堀田さんご夫婦
Q.2 移住にあたり大変だったことはありますか?
真弓さん:ないです。
インタビュアー:まったく??
真弓さん:全く。(宏さんを見て)何かある??
宏さん:いやー、特にないですね。最初は仕事はあるのかなとか不安もありましたけど、でもまあ、こっちに来て生活してみて、別に特に仕事も選ばなきゃ何かしらはあるし。買い物もスーパーやコメリ(ホームセンター)もあるし、特に困ったことはないですね。
キッチンカーでお仕事に向かう堀田さん。
Q.3 お⼆⼈とも雇われるという選択をせず、⾃営業でそれぞれビジネスをされていますが、最初から松崎 への移住を機にそのようなライフスタイルへ切り替える計画があったのでしょうか?
真弓さん:私は以前に一回松崎に帰ってきて、雇われて失敗をして、もう絶対に絶対に会社で勤めたくないという強い気持ちがあったので、また帰ってくるときには、ガラス作家としてやっていくと決めて帰ってきました。
宏さん:僕はずっと飲食業で働いてきましたが、団体行動がイマイチ苦手で、よく怒られたりとか制限されたりとか、自由に自分を表現できないことがもどかしくて、こっちに来て1年間、下田の白浜のホテルに勤めてお金を少しためて、(キッチンカー)車を買って、もう起業して自分一人ですべてやろうと思いました。
常連さんとの楽しい時間。
自宅横に作られたガラス工房で作業する。
Q.4 宏さんの1週間の過ごし方を教えてください。
ざっくり、4月から10月までは稲作があって、週に一回月曜日は稲作、友達と二家族でお米を作っているんですけど、二人の時間が合うのが月曜日なので、月曜日は稲作をしています。
火曜日は一日休み、または釣りに行ったり、自分の好きなことをしています。水曜日は出店の仕事をしていて、木曜日は9:30から17:00まで木工塾、一日木工を学んでいて、週末の金・土・日などは出店の仕事しています。
木工塾ではカリキュラムがあって、椅子を作ったりだとか、旋盤を使ってお皿を作ったりだとか、今はカトラリースプーンや木べらなんかを作っています。
ボナペティ
田んぼの草取り
草取りを手伝うお子さん
Q.5 真弓さんの1週間の過ごし方を教えてください。
土日と祝日は完全に子どもに奪われてしまうので、平日は子どもを送り出してからある程度掃除を済ませて、ご飯を食べて10時くらいから仕事をスタートして、大体15時くらいまで仕事をするというスタイルでやっています。子どもがいるときは完全にオフです。夏の時期は海や川へ行ったり、近場で自然と遊ぶことが多いです。
真弓さんの作業風景
真弓さんの作業風景
アクセサリー(ユーオニーグラス)
生き物シリーズ
Q.6 移住前後で⽣活スタイルに⼤きな変化があったと思いますが、実際に暮らしてみてご⾃⾝のなかで感 じた⼼⾝の変化があれば教えてください。
真弓さん:それはとてもいい変化だったと思うんですけど、以前は松崎のことをそんなに正直好きじゃなかったんですけど、自分の好きなことを見つけて帰ってきて生活すると、とてもいい場所で自然も多いですし、個人的には気を楽にして暮らすことができているなと感じています。
生き物が大好き
Q.7 松崎での暮らしで何かお困りのことはありますか︖
真弓さん:困ったことないんですよね。あはは。(逆に)有りますか?
インタビュアー:いや、俺も特にないですね。あはは。
真弓さん:(住んでいるところが)割とスーパーとかも意外と近くにあるし、場所が市街地というか、スーパーとかも近い場所だからかもしれないけど、住みやすい場所ですね。
Q.8 ⼦育てをする環境としてはいかがでしょうか︖
宏さん:最高だと思います。子どもをどう育てていくか、学歴とかを優先するとなると、いい企業とか大学に行かせたいとかそういうのがあると、やはり塾とかそういうのも少ないだろうし、やっぱり都会よりは不便な面もあるかもしれないですけど、子ども精一杯、くたくたになるまで遊ばせるには最高の環境だと思います。
真弓さん:とてもいいと思います。理由としては、海と川と自然がたくさんあって、ほっぽらかすのに最適です。
海で遊ぶ堀田ファミリー
Q.9 最後に松崎の魅力を「3つ」教えてください。
真弓さん:1番...なにもない。2番...なにもない(笑)。あはは(笑)何が1番って聞かれても、いいところは、本当にその何もないところがいいところ。もちろん自然も山もあるけれど、いい意味で何もなくていいところ。他ねぇ。それじゃダメか。(笑)
インタビュアー:いや(無理に答えなくても)いいですよ(笑)、大丈夫ですよ(笑)。
真弓さん:まあ川があるとか...そういうのじゃ普通だね。
宏さん:まあやっぱり海、山、川、自然ですかね。あとは…特にないですかね。自然が本当に、このリアス式海岸で岩やビーチもいっぱいあるし、とにかく海も綺麗ですし、山が近くて海が近くて清流の川があるのって、旅行が好きで日本全国いろいろと回っているんですけど、なかなかこういう場所は、伊豆半島は日本のなかでも特別な場所なんじゃないかなと思いますね。