この記事は上記のインタビュー動画を元に作成されました。口語文のため一部に読みにくい表現が含まれています。
自然と向き合い日々を楽しむ
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自然と向き合い日々を楽しむ
ネイチャーガイド + ゲストハウス
2024年移住
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2024年移住
この記事は上記のインタビュー動画を元に作成されました。口語文のため一部に読みにくい表現が含まれています。
Q.1 松崎町に移住を決めた理由を教えてください。
孝之さん:自分が大学生の時に岩地に来る機会があって、それで最初何が理由だったかあまり覚えてないんですけど、岩地に大学生の時に来て、その時に岩地の民宿に泊まって、岩地海岸で泳いでその時にもうすごい懐かしい雰囲気がすごいに気に入って、そこからもう岩地のファンになってしまって毎年のように夏過ぎぐらいの秋ぐらいだったんですけど、人がいないプライベートビーチみたいな雰囲気の岩地海岸にも毎年毎年遊びに来ていて、いつかここに住みたいなみたいな思いが頭の片隅にあってでずっと過ごしてたんですけど、いざ実行に移そうと思って、岩地に住むことを決めました。なので松崎町が先ではなくて、僕の場合は岩地が先でした。
インタビューに応える森孝之さん・安希子さん
インタビューに応える森孝之さん・安希子さん
Q.2 町を選んだ「決め手となった出来事や魅力」を教えてください。
孝之さん:やっぱり自分は岩地がすごい好きだったので、いつか岩地に暮らしたいなという思いの中過ごしてたんですけども、2019年ぐらいかな2020年ぐらいかな、毎年岩地に来てたんですけど、観光協会に立ち寄って、何か美味しいご飯屋さんどこですかとか、あとは何か今の時期蛍見えるところはどこですか?とか、いろんな話をしてたんですけど、その時は軽く岩地に住みたいんですけど、どこか空いている物件とかはないんですかね?みたいなの軽く話したら、その方が移住相談の方を紹介してくれて、それで本格的に話が進んでいったっていうな感じですね。
経営するゲストハウス Ecotone(エコトーン)外観
Q.3 移住を決めたとき、どのような暮らしをイメージしていましたか?
孝之さん:自然に囲まれたところなので、自然に囲まれてすごいゆっくりした生活をイメージしてました。本当に季節折々いろんな自然の姿を見ながら、本当にその自然に溶け込んだような生活になるんじゃないかなと思っていました。
安希子さん:そうですね。松崎の自然に囲まれながら、松崎の人たちにも囲まれながら暮らしていきたいなっていう感じでしたかね。
ゲストハウスの共用部分から海を望む
Q.4 移住前に心配だったことはありましたか?
孝之さん:例えば何か本とか読むと、何だろうな、やっぱりなかなかコミュニティに入るのが難しい地域とかも、(情報として)見ていたのでそれが心配ではありました。コミュニティにしっかりとけ込めるかなっていうのが、一番の不安点としてはありました。
安希子さん:そうですね、私も同じくコミュニティに受け入れてもらえるかとか心配なところはあったんですけど、移住してくる前の段階で引っ越す前の段階でその移住相談の方が岩地のエリアの方を直接紹介してくださって、繋げてくださって、何人かにこう繋げてくださった上で引っ越してきたっていう時系列もあったりして、それはすごく全く知らないところに入ってくるよりか、何人かは知ってるっていうのは安心に繋がった部分かなとは思います。
ゲストハウスの土間
Q.5 現在のお住まいはどうやって見つけましたか?
孝之さん:まず最初に移住相談の方に繋いでいただいてその方に、岩地がすごく好きなので、岩地で空いている物件があったら教えてほしいみたいな話をしてたんですけど、すぐには見つからなくて、その時は自分がまだ違う仕事をしてたので、違う仕事しながらその物件が空くのを待ってたんですけど、それで大体1年ちょいぐらい前、大体1年ちょっとぐらいしたら、その方からお電話いただいて岩地に物件が空いたんだけど見に来ない?って言ってくださって、見に行ったら「ここだ」と即決でした。本当になかなか不動産屋さんとかには出てこない物件とかも、たくさんあると思うんですけど、やっぱりその地域の人経由だと意外にそういうところが誰にでも貸したくはないけど、この人づての信頼がおける人だったら貸してもいいみたいな方が結構多いと思うので、そういう地域の方に頼りつつ物件を探すのがこういうちっちゃな町とかだといいのかなと思います。
ゲストハウスの目の前にある駐車場から海を望む
Q.6 宿をはじめるきっかけを教えてください。
孝之さん:元々ネイチャーガイドとして自然の中に色んな方を連れて行って、自然の面白さとか、そういうのを伝えるみたいな仕事をしてたんですけど、すごい自然豊かなこの松崎っていうエリアでそれができたらいいなと思って、こっちに移住することを決めたんですけど、最初は宿をやりたいっていうよりもそのネイチャーツアーをこっちで作っていきたいなという思いがあってで、宿にするにしてもいい物件が幸いなことに見つかったので宿もやりながらネイチャーツアーも一緒にやっていきたいなっていう思いになりました。宿もやっぱり僕達の一番のキーワードは自然なので、自然を感じられる宿だったり自然が好きな人が集まるような宿にしたいなと思って、なにかその宿の中でも色んな自然に関する話が溢れるようなそんな宿にしていきたいなという思いがありました。
Q.7 「Ecotone」の由来や込められた想いなどを教えてください。
安希子さん:どうしてEcotoneにしたかって言うとEcotoneっていう、英語の言葉は一つの単語なんですけど、直訳すると「移行帯」っていう、ちょっと難しい単語なんですけど、意味としては自然の中で、森とその森に川が流れてた時に自然の中っていうのは、線が引っ張ってある訳じゃないからここからが川でここからが陸って、きっぱり分かれてる訳じゃなくて、草がちょっと生えてて、気が付いたら水に足が入ってたんだけどどこからが陸でどこからが水のエリアなのかが分からない、ちょっと曖昧な部分って自然の中には色々あると思うんですけど、そういう曖昧な部分のことを「移行帯:Ecotone」っていう場所のことを言うんですけど、白と黒だけだと白でしか生きられない生き物、黒でしか生きられない生き物ってこう2種類しかないんだけど、そういう真ん中のところがあると生き物がたくさん増えるからそういうエコトーンがたくさんあるような自然を、自分達で伝えていきたいとか守っていきたいね、みたいな思いがあってEcotoneにして、もう一つの意味としては私達も人間なんだけど、自然と人間界って軋轢が生まれやすかったりするんですけどその間に私達がネイチャーガイドみたいな感じで入ることで、自分たちが人と自然の「Ecotone」になって緩衝帯みたいなところになって、お互いを繋げられるようなお店とか人になっていきたいなみたいな意味でとてもいい言葉だと思って「Ecotone」にさせてもらいました。


ゲストハウスの土間
Q.8 Ecotoneではどんなツアーが体験できますか?
孝之さん:一番幅広い季節にやってるのはカヤックツアーかな、それは春から秋ぐらいまでやっているんですけどそれ以外だと、本当に季節ごとに色々自然の中が変わっていくので例えば6月とかだとこの松崎町にずっと住んで暮らしてずっとホタルの保全をやっている方がいらっしゃるので、その方と一緒にホタルの観察ツアーをしたりだとか、これがだいたい5月から6月ぐらいホタルのツアーをやったりだとか、夏7月から8月にかけては夜の森にいろんな昆虫を探しに行くようなツアーをやってみたりだとか、あとこの冬の時期には星が本当に綺麗なので、星を観察するようなツアーを作ったりしています。他の季節も何か色々それこそ調査をしながらどんな生き物がいるかな、どんな生き物をみんなに見せて面白さが伝えられるようなツアーにできるかなっていうのを頭に入れながら自分達も自然を楽しんでいるところです。
Q.9 ツアーで大事にされていることがあれば教えてください。
孝之さん:自然は見れば見るほど面白い姿を見せてくれると思うので、そういう一見しただけでは何か見せてくれないような面白さをいろんな人に伝えたいなと思ってます。例えば東京から来た方とかだとあんまり自然に触れたことがないという方に、自然ってこういう風に見えるとこんなに面白いんだ自分の家の近くの公園とかでも帰ったら見てみたいなって、そういうきっかけを与えられたらすごい嬉しいなと思って、そういうのを大事にしてます。名前とかを教えるんじゃなくて何かその自然って面白いなと思うような、きっかけ作りになったらいいなと思ってそれが一番自分が大事にしているところですかね。
Q.10 宿の経営で大切にしていることを教えてください。
孝之さん:最初ゲストハウスを作るときに考えたのはワイワイしたい人じゃない人でも楽しめるゲストハウスにしたいなとは思いました。ゲストハウスっていうとみんなで大人数で食卓を囲んでワイワイみたいな、イメージがあったんですけど、そういう人もいいしそういう人も来たら楽しめるし、そうじゃなくて自分で結構お籠りしたいみたいな人も何か一緒にいないと悪いかな?とか思わずにリラックスできるような空間を作りたいなと思って、何て言うかな一人一人が楽しめるようなスペースを作ったりだとかそういうのは考えましたかね。
安希子さん:何か思い出に残るとか印象に残るようなゲストハウスでもありたいし、いい思い出になってほしいから。そうですね、フラットに何か話しかけて今日何してたのとか、お勧めの場所はこういうところがあるよみたいなのは、何か友達感覚じゃないですけど、お客さんというか友達みたいな距離感で話しかけるようにはしていて、そういうのがただ泊まるだけではなく、プラスのところでいい想い出っていうので持ち帰ってもらえるかなと思ってるので、そういうのは心がけるようにはしてますね。
Q.11 地域の方々と関わるなかで⼤切にしているポイントはありますか?
孝之さん:この地域にずっと暮らしている方、その方がこの地域を作ってきたと思っているので、そこの方々にはすごい尊敬の念があって、その地域の自然について一番詳しいのは地域の方だし自分たちがやることが、その地域の方にとって喜ばれることでありたいなとはすごい思ってます。例えば自分たちのゲストハウスもしばらく空き家になってたんですけど、その空き家のオーナーさんのご実家だったんですけど、自分たちがリノベーションしてオープンしたらこんなにきれいに使ってくれてありがとうという風に喜んでくれたりとか、何か地元の方が自分たちの活動なんだけどそれが巡り巡って地元の方にとっても喜ばれる活動になったらすごいうれしいことだなとは思ってます。
安希子さん:誠実に。自分たちのツアーとゲストハウスだけうまくいっていればいい、っていうことじゃなくて町の人たちのちょっと助けが必要そうな感じとか、ちょっと顔を出してみたいなところも協力していきたいなというかそういうのは、地域の人たちに対して心がけてはいるかなとは思います。
Q.12 松崎町の「最大の魅力」はどんなところにありますか?
孝之さん:やっぱり自然だと思いますね。本当に海も山も森も川もすごい近い距離にあって、自然の豊かさは本当にどこにも負けないというか、それが一番の松崎の魅力ポイントだなと思います。暮らしがやっぱりその自然の中にあるのでその自然の中に溶け込んで、そういう暮らしができるっていうのが松崎の暮らしの中での魅力かなと思います。
安希子さん:自然もすごく豊かでいいし、住んでいる方もやっぱりあったかいですね。何か会う人会う人あったかい感じがします。親切だし、 お声掛けてくれるし、気に掛けてくれるし、小さい町だからこそ、そういう方々が助け合ってるのかなって思うから、いい町だなと思います。
インタビューに応える森孝之さん・安希子さん
Q.13 移住を検討されている方へメッセージをお願いします。
孝之さん:やっぱり移住してみないと分からないことがすごくたくさんあると思うので、最初に何か調べたりしてると不安になることとか、どんどんそういうところが結構目に付いてくると思うんですけど、本当に来てみて分かることとかもたくさんあると思うので、まずは何かずっとここにいなくちゃいけないともそんなに思わずに、まずダメだったらそれで終わりじゃないからダメだったらまたやり直せばいいっていうぐらいの気持ちで一回来てみたらいろいろ見えてくるところがあるんじゃないかなと思うし、いろんな繋がりもそこから出てくるんじゃないかなと思います。
最後に、人生で大切にされている指針を教えてください。
孝之さん:自分の中で大切にしているのは、やっぱり1度きりの人生なので、自分の中で納得ができるように生きたいなと思ってます。僕の場合はちっちゃい頃から自然が好きで、野生動物をちっちゃい頃は野生動物を守りたいとか、地球を守りたいみたいなことを思ってたんですけど、そういういう自分の気持ちに真っ直ぐに、自分のちっちゃい頃時代の自分が今の自分を見てもあぁなんか将来これになるんだ残念だなって思われないようにちっちゃい頃の自分に胸を張れるように生きたいなと思ってます。
安希子さん:やってみたいことをやってみる。っていうのは大事にしてます。なんかもったいないから。移住してみたかったら移住してみるし、仕事が違うなと思ったら替えてみるし。これ面白そうだなと思ったらやってみるっていうのは、これからもやっていきたいなと思ってます。