この記事は上記のインタビュー動画を元に作成されました。口語文のため一部に読みにくい表現が含まれています。
一つ一つの出会いを大切に
ビアバー経営と建設業・パート
2022年移住
一つ一つの出会いを大切に
くすりのハヤマ
松崎町生まれ
くすりのハヤマ
松崎町生まれ
この記事は上記のインタビュー動画を元に作成されました。口語文のため一部に読みにくい表現が含まれています。
Q1. 松崎町での活動を教えてください。
「松崎ポートクラブ」を仲の良い仲間たちとやっているんですけども、浜の掃除や波止場のクリーン、トイレ掃除をシーズン中に毎朝やっていたり皆さんが楽しんでくれるように盆踊りや遠足、あといかだ作りをやったり。仲の良い仲間とはしょっちゅう飲み会をやっていますね。今はけっこうよそ(松崎町外)の方も来てくれるようになって輪が広がっている感じですね。
インタビューに答える端山さん
Q2. 松崎海岸の清掃を始めた経緯を教えて下さい。
誰かに松崎の浜はなんであんなに汚いんだって言われたことがあって、改めて松崎の浜を見に行ったら本当に汚かったんで、10年以上前なんですけども、それからコツコツとやり始めたんですね。
今は4月の初めから9月の終わりのシーズン中は、毎朝雨の日と二日酔いの日以外はやっているんですけども、当初は今の松崎町長がまだ役場の職員だった頃に、俺と2人でコツコツコツコツやっていたら、仲間たちがだんだんだんだん増えてきてで、今のポートクラブのみんなが手伝ってくれるようになった感じですかね。
浜掃除の日は朝が早い
海岸に向かう端山さん
海岸の様子を確認する端山さん
仲間たちと浜掃除をする様子
Q3. 日本で一番地味な盆踊りを始めた経緯を教えてください。
松崎に賑いが欲しかったっていうのは1つですね。昔は本当にお盆だと松崎海岸がビーチパラソルでいっぱいで、歩いて浜を渡れないぐらいすごい人だったんですけども、今はもう皆さん来ていただいたら分かる通りプライベートビーチみたいな感じですごくいい浜になっていますけれども。
その賑いを俺たちが子どもの頃にワクワクしたような賑いを、今の子どもたちにもさせてあげたいなっていうのがきっかけだったんです。
俺たちが子どもの頃は子どもがいっぱいいたんですけど、今子どもが非常に少なくなったんで、踊る人がいなくて日本で一番地味な盆踊りになってしまいましたけれど、その地味な盆踊りが今人気を博してきて、今では松崎の夏祭りの中では一番大きなイベントになっています。
日本で一番地味な盆踊り。音楽の合間にある端山さんの軽快な口調のMCを楽しみに来る人も。
最近は知名度が上がり参加する方が増えてきた。
Q4. いかだ作りを始めた経緯を教えてください。
松崎海岸は駐車場も無料だし波も静かですごく綺麗な海岸で、“僕たちが掃除もしてるしね!”
でも遊ぶ施設が全然ないんで、観光協会がやってくれている浮環(ふかん)が1つしかなかったんで、じゃあちょっと天然の浮環を作ろうかって言って、じゃあ竹で作りましょうって言ってその竹でいかだを作って、子どもたちに遊んでもらっているっていうような感じですかね。
竹の伐採作業
イカダ作り
Q5. ポートクラブの活動で楽しみにしていることを教えてください。
これがメインなんでうちは。物事が終わった後には必ずみんなで集まって、反省会と称する飲み会をやるんですけどね。そこに結構移住者の人たちなんかも入ってきて、ポートクラブに参加してくれる移住者の人たちも多くなってきていますね。
浜掃除の様子
トイレ掃除も行う
トイレ掃除も行う
集めた流木を軽トラックに乗せる
大雨や台風の翌日は海岸に大量のゴミや流木が集まる
本日の参加メンバーと一枚
聞き手:物件探しと引っ越しもやっていると聞いたことがあります
そう!(笑)
移住者の人たちがポートクラブのメンバーと触れ合うようになって、松崎も好きになってくれてそこに住みたいみたいな感じになって、僕たちが家を探して(飲んで)もう仲間になったんで引っ越しも手伝って、そんな移住してきた仲間が今何人かいらっしゃいますね。
引っ越しもやるから俺たちは(笑)
「集まれ!」て言うと軽トラ5台集まるんで(笑)
インタビューに応える端山さん
Q6. 松崎町の魅力を教えてください。
空気感がすごく良いんですよ。だから歩いていると僕も全然そんなの気づかなかったんだけど、この歳になってやっとちょっと松崎の空気感が感じられるようになって、その空気感の中で過ごしている人たちの、人の良さっていうのもめちゃめちゃいいので。
もし松崎に来たら歩くだけじゃなくて、ちょっとこう町の人とお話なんかもしてもらうと一番良いし、俺のとこ来てくれたら一番町のことが好きなんでいいかなと思いますね。
インタビューに応える端山さん
Q7. 移住を検討されている方へメッセージをお願いします。
来てもらって歩いてもらって話してもらって感じてもらって、よかったら住んでもらえばいいですし、住んだら自分の好きなように生きていただいて過ごしてもらえば、いいんじゃないかなと思います。
こちらから別に望むことは何もないよね。ただこの町が好きになったら住めばいいし、そうでなかったら他探せばいいしみたいな。
でもきっと好きになると思います。
老若男女問わず参加可能な「大遠足」
桜ビューウォーキング「大遠足」
耕作放棄地の草刈り
田植え
餅つき
反省会の様子
最後に、人生で大切にされている指針のようなものがあれば教えてください。
心地よく生きるってことですかね。あと見えないものをちょっと大切にするっていうのもいいです。この町もそうだしこの空気感だとか人と人の触れ合いだとか、そういうものをすごく大切にしていければいいかなと思いますね。見えないエネルギーみたいなものだとかね。そういうものを大切にするといいですね。